妹の制服がイイ![11]





「分かんないよぉ、はぅっ……お兄ちゃんとする時って、あんっ……凄く胸がドキドキして、あぅっ……彼とする時より、ああんっ……燃えちゃうのぉっ……」
 妹は激しく腰を動かして身悶えている。
 その様子は確かに激しく興奮しているように見える。
 この妹の姿をその彼氏は見たことがないということなのか。
 敏夫は今まで敗北感を感じていた妹の元恋人に勝った思いだった。
 しかし、なぜ妹は自分とする時にそんなに興奮するのだろうか。
 その元恋人と自分の差といえば、兄妹であること。
 もしかして近親相姦による背徳感が興奮する原因になっているのではないのか。
「奈美っ……お前っ……俺とするのってっ……どんな感じだっ……?」
「え?……あんっ……そんなの、あぅっ……」
「マズイ事してるなぁとかっ……思ってないかっ……」
「あ、それはあるよ、はんっ……やっぱ近親相姦だもんね、あぅっ……兄妹でしちゃいけないと思うし、ああんっ……」
 以前は気にしてない様なことを言っていたが、やはりそれは口だけだったのだ。
「それだよっ……お前が興奮する理由っ……」
「え?」
 妹はきょとんとした顔をしている。
「俺とするのがっ……血の繋がった兄貴とするのがっ……いけないって思うからっ……それで興奮するんだっ……」
「嘘ぉっ……!」
「嘘じゃないっ……人間はっ……いけない事をする時がっ……一番興奮するんだよっ……バレやしないかとドキドキするんだっ……悪さする時とかっ……そうなった事ないかっ……?」
「ある……そう言えば……」
 妹は腰の動きを止めると考え込む様にした。
「そうだろ。俺だって経験がある。まあ、そんなドキドキにセックスの快感が加われば、とんでもない興奮になるってことだな」
 息を整えながらそう結論付けた。
「じゃ、じゃあ……こんな気持ちのいいのって、お兄ちゃんとじゃないと味わえないってこと?……いくらセックス上手い彼氏を見つけても駄目ってこと……?」
「ま、まあ……そうなるかも……」
「うわぁ、それ困るよぉ……どんなにいい彼氏見つけてもセックスしたら物足りないんじゃぁ……」
 妹はガックリと肩を落としている。
「お前、別に恋愛はセックスが全てじゃないだろ。普通に人間としてだなぁ……」
「え〜〜、でもやっぱり好きな人と一番気持ち良くなりたいよぉ……お兄ちゃんも好きだけどさ、やっぱお兄ちゃんでしかないしぃ……でもお兄ちゃんだと思ってるから凄く気持ちいいんだよねぇ……う〜〜ん、分かんないっ……」
 妹は頭を振って困った表情をしている。
 その様子が何やら幼い頃の妹を思わせ、敏夫は思わず微笑んでしまった。
「あ、お兄ちゃん、笑ってるぅ……人が悩んでるっていうのにぃ……」
「す、すまんっ……あんまりお前が可愛いもんで、つい……」
「ふ〜〜んだ、何言ってるんだかぁ……もういいやっ、深く考えるの止めっ……気持ち良ければいいよもぉっ……」
 妹はヤケになったのか腰を荒く動かし始めた。
「おいっ……そんなんでいいのかっ……?」
「あんっ、あっ……いいの、はぅんっ……彼氏とはセックスしなきゃいいんだもん、あんっ……セックスは、あっ……お兄ちゃんとだけする事にしたっ……」
「って、そんなっ……」
「いいの、あっ……だからお兄ちゃんも、はぅっ……私とだけセックスしてよねっ……」
 無茶苦茶な事を言い出す。
「おいっ……なんで俺までっ……お前とだけしかしちゃいけないんだよっ……」
「いいじゃない、あんっ……どうせ彼女なんか、ああっ……できないでしょっ……」
 酷いことを言いながら気持ち良さ気に腰を振る。
「馬鹿言うなっ……俺にだってそのうちっ……」
「でも、はんっ……こんな風に、ああっ……制服着てくれる、あんっ……彼女なんかできるのぉっ……?」
 痛いところを突いてきた。
 それはさっきまで敏夫自身も考えていた事だからだ。
 その理想を叶えてくれている目の前の妹を見つめてみる。
 腰を動かすたびに背中まである黒髪が揺れ動き、それが白いセーラー服と相まって清楚な印象をもたせている。
 しかし実際している行為は、清楚さからは程遠い淫靡な行為である。
 その相反する状態が激しい興奮を誘った。
 たとえ制服を着てくれる恋人が出来たとしても、妹ほど可愛くも、清楚にも見えないかも知れない。
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