姉はバイブモニター
1/8ページ

(くぅーっ。全然、進まねえなぁ)
俺は苛立ちながら、呟いた。
ここは渋谷センター街、午後10時。
もう8時間もここでアンケート活動をしている。
知り合いの紹介で始めた、某大衆雑誌の編集部のアルバイト。
ネタはエログロナンセンス何でもアリの三流誌である。
毎号、街頭の女の子へのアンケートコーナーがあるのだが、
今回は俺が任せられてしまった。
そのアンケートの内容がまた、ひどい。

Q1.貴女は普段オナニーをしますか?「はい」「いいえ」
Q2.1で「はい」と答えた方、初めてのオナニーは何歳の時でしたか?
Q3.1で「はい」と答えた方、週に何回位オナニーをしますか?
Q4.1で「はい」と答えた方、オナニーをする際、何か道具は使いますか?

使う方は、その道具を教えてください。
Q5.1で「はい」と答えた方、貴女がオナニーにかける時間はどれ位ですか?

こんな内容のことを聞き出せというのだ。無茶だ。
まず、話しかけて立ち止まってくれる子が十人に一人。
「ちょっとエッチなアンケートなんだけど…」と言ってしまうと
そのうちの半数以上は立ち去ってしまう。
かれこれ始めてからもう大分経ったが、有効回答は中々集まらない。
しかも、アンケートが終わったら、もうひとつ提案することがある。
「もしよかったら、少しだけお時間いただけませんか?
 小一時間で終わると思いますが、謝礼として5千円お渡しします。
 新商品のモニターをしていただきたいんですよ。
 それと顔出しNGの全体像の写真、これをいただきたいんですよね。」
謝礼5千円と聞いて、何人かは興味を持ってくれるが、
「商品というのはこちらなんですけど。」
とバイブレーターのカタログを見せると、皆そそくさと俺から離れて行ってしまう。

(無理だよ、こんなの。最低でも一人分は用意しろって言われても…。
 5千円っていうのも、微妙だよなぁ。もうちょっと出せないのかよ)
俺はもう半分あきらめて、電柱の陰でタバコに火をつけた。
その時だった。
「あっれえ〜?○○?どうしたの、こんなところで?」
ふいに話しかけられた。
「え?ん?あ、ね、姉ちゃん…。
 ね、姉ちゃんこそ、どうしたんだよ。」
俺の前に現れたのは、姉だった。
青山の商社に勤めている、3コ年上の姉。
「うん、ちょっと会社の子たちと飲んでたんだ…。
 少し飲みすぎちゃったみたい。えへへ。」
色白の姉のはずだが、すっかり顔が赤くなってる。
「それより、何してんだよう〜。
 ねー、○○、ソレなーに?、手に持ってるのナーニ?」
「な、何だよ。別に何でもいーだろ。 
 例の出版社の仕事でアンケートしてたんだよ。」
「ふーん。ちょっと見せて、どんなの?」
「あっ、待っ、」
姉は俺からアンケート板を取り上げてしまった。

「ちょ、返せよ。もう。」
「ふむふむ、ナニナニ。……。
 え?やだぁ。何よう、コレ?」
見られてしまった。よりによって姉に。
「ちょっと○○、アナタ何してんの、もう!」
「しょ、しょうがないだろう、これも仕事なんだから…」
「で、どうなの、集まってるの?アンケート。」
「…それが…、なかなか集まんないんだよね。」
「っでしょうねぇ。そんな内容じゃぁ…。
 ところでさぁ、○○、もう帰らない?
 そんなの明日にしちゃえば?ね?
 アタシさぁ、帰りの電車で一人だと嫌なんだよね。
 酔っ払いに痴漢とかされるし。
 ○○、ボディガードとして一緒に帰ってよ。」
「……そうもいかないんだよ。
 これ、今日中に終わらせないと…」
「えぇー、そうなのー?
 どれ位集まったのー、それぇ?」
姉は酔っているのか、やや俺にもたれながら聞いた。
息が酒臭い。

「い、いや。その、アンケートもそうなんだけど、
 実はそれだけで終わりじゃないんだ。」
「何でぇ?何で終わりじゃないのぉ?」
姉はややロレツが回らなくなっているようだ。
「いいから、姉ちゃんは先に帰ってよ。
 俺は遅くなったら、漫画喫茶でも泊まってくから、
 ほら、駅はあっちだよ。帰れる?」
「いいじゃんかよぅ、一緒に帰ろうよぅ、○○〜。」
俺はもう面倒臭くなって、事情を話した。
まだ、バイブ・モニターになってもらう女の子が見つかっていないこと。
その子の感想と写真が必要だということ。
そんなことを話せば、姉はあきらめて
先に帰るだろうと思ったからだ。

俺の話を聞いた姉はしばらくうつむいたままだった。

ようやく顔をあげた姉がボソっと呟いた。
「それさぁ、お姉ちゃんがやってあげてもいーよ。」
「ええ!?
 な、何言ってるんだよ。解ってんのかよ、何するのか!」
「別に、たいしたことないでしょ。
 私だって、たまには使うことあるわよ、それくらい…。」
!!
(ええーー?姉ちゃんがバイブ使ってるって?)
にわかには信じられなかった。
あの清楚で美しい姉が。
大学時代にはファッション雑誌のモデルもやっていたという、
スタイル抜群で、美人の姉が、実はバイブでオナニーするなんて!
「ほらっ。さっさと済ませちゃおうよ。さ、行こ。」
そう言うと姉は俺の手を引いて歩き始めた。

それから数分後、俺達は1軒のラブホテルの前に居た。
「ココにしよっか。ね、さ、早く。」
(本気なのかよ、姉ちゃん…。
 もうこうなったらヤケクソだ。
 姉ちゃんのオナニーが見られるんだ。
 こんなコトって無いぞ。)
俺は戸惑いながらも、興奮し始めていた。
それもそうだ。姉は、弟の俺から見てもスタイル抜群の超美人。
実は姉のことをズリネタにしたことも何回もある。

次のページ


ケータイ官能小説トップ







Total:10120
今日:2
昨日:0

お問い合せ

違反を通報する
[編集n] [新規n]

無料ホームページ作成
Life Space