男と女が性欲を貪るように行為に及ぶ、そこに素敵な香りが必要だろうか。 俺は常日頃、女を抱く度にそのことが頭をよぎる。 シャワーを浴びたい、浴びさせる、なぜだ? 人とは本来、個々に持った匂いというものがある。 個性と言ってもいいだろう。 それを隠すように香水を身につけ、煙たがるように香りのきついソープで体を洗う。 酷い女になれば香油などを体に塗りたぐって戻ってくる始末だ。 本人はいいだろう、だがその匂いが俺も好みだとは思わないでくれ。 そのままの匂いごと女を抱きたい。 俺はそな女を求めて、自分磨きに興味がなさそうなダサい女ばかりを物色するようになっていた。 今の女と知り合ったのは頭数合わせに無理矢理参加させられた合コンだった。 女の方も頭数合わせのようで、集まった女たちと明らかに系統が違う。 系統が違う同士、惹かれあうものがあったのだろう、俺たちはすぐふたりだけでその場から消え、ホテルへと向かった。 女は男性経験がないのに、俺の誘いにホイホイ乗ってきたのにはわけがあった。 自分の体臭が、とくに股の間からの臭い……俗にいうすそわきがに悩み、男性とのつき合いに踏み切れずにいたというのだ。 クンニ掲示板 「ごめんなさいね、別にあなただからいいってわけじゃなくて……次誘われて断ったら、もうチャンスはないと思って。あの、不躾なお願いをしているとわかっています。女の人の臭いってどんなものですか? 教えてほしいんです」 男から感じる女の臭い……俺にとっては匂いではなく臭いでしかない。 だが目の前の女は臭いではなく匂いであった。 この女から漂うすそわきがこそ、俺の望んでいた匂い。 「気にしすぎだろ。俺は素のままの女の匂いが好きなんだ。たぶんあんたの言っている匂いっていうのは、すそわきがってやつだと思う。嗅がせてくれ」 女にとってかなり抵抗があったはずだ。 なんせ男性経験がないのだから。 しかし女はさほど抵抗もせず、俺の前で股を広げた。 女が言うほど強烈ではないが、近づくにつれ匂いがはっきりと伝わってくる。 ああ……なんて人間臭い。 俺が求めていたのはこういう匂いだ。 「いいな、おまえの匂い。俺は好きだぜ」 考えるより先に舌が動く、理性などかなぐり捨てて、俺は女の下着の上から貪るように舐めた。 「なあ、直接舐めさせてくれよ。その、本番は嫌だっていうなら今日はやめとく。俺、あんたのこと愛せる。その、身も心ってことで。おまえはどうだ?」 女は頬を紅潮させながら、名前を名乗った。 それはつまり、俺を受け入れてくれるって返事でいいんだろう? すっ……と下着をおろし、女の反応と匂いを楽しんだのだった。 穂別いちご





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